なぜ傘は進化しないのか
彼がいなくなって、まだ10日。
ずっと覚悟してきたこととはいえ、
言いようのない哀しみで押しつぶされそうになる時も当然あります。
でも、同じように伴侶を亡くす経験をした友人が言ってくれた、
「死んじゃうのって、全て終わりだとは思わない。
身体はなくなってしまったけど、一緒に生きてると思ってる」という言葉で、
なんとなく心が落ち着いた。
でもさー。
やっぱり自宅がいいよね。
病院みたいに色々うまくできないかもしれないけど、
残された時間が限られているなら、全部の時間に私と、あんきも(猫)がいたほうが良いよね。
それは、どう考えても間違いないことだから、迷いませんでした。


あとは、「最期を家族だけで看取る」という面が病院と大きく違っていた。
実際、夫が危篤になり、息をひきとるときに、お医者さんや看護師さんはいませんでした。
すでに訪問を受けて、できる限りの医療処置をしてもらっていたので、
亡くなったら連絡をする流れになっていたのです。
「息を引き取るときの体の変化やサイン」を事前に教わり、
彼の手首の脈をとりながら、そのときが静かに近づくのを待ちました。


本当にがんばった夫だったので、最後はもう無理に呼び戻すことはしませんでした。
私はスピリチュアル系には全くうといのですが、
部屋のどこかに「迎えにきてるんだろうなあ」という不思議な気配を感じたし、
「夫をよろしくおねがいします」と、ただただ祈りました。
hi-ho-:

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Morning Mist (by Michael Poliza)

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